「食塩不使用食品」の認証マークを考案・普及開始

PRESS RELEASE

食塩不使用の野菜スープ【YOSOU】の(株)とこわか「食塩不使用食品」の認証マークを考案・普及開始
〜「減塩」を超えた「食塩完全不使用」の安心感を消費者に〜

株式会社とこわか(本社:東京都渋谷区 代表取締役:吉川克弥)は、病気予防・病気治療等の理由から塩分量を減らした食事を志向する方々を主たる顧客対象として、植物性原料100%で構成された食塩不使用の野菜スープ「YOSOU」https://yosou8.com/をインターネット上で販売展開しています。

この度、当社では、健康寿命増進を志す消費者から塩分制限ニーズが高まっていることに対応し、新たに「食塩不使用食品」の認証マークを考案致しました。
本認証マークを活用・普及していくことで、当社のミッションである「健康長寿社会への貢献」をより一層の覚悟で進めて参ります。

<認証マーク考案の狙い>
・ 減塩を超えた「食塩完全不使用」であることを、より分かりやすく明確に商品パッケージに記載することができる。
・ 加工食品に含まれる塩分について、消費者がより敏感になることで、我が国全体の健康寿命増進に貢献することができる。
・ 「食塩不使用食品」の認証マークを普及することで、より多くの消費者の減塩ニーズに応えることができる。

この認証マークは、今後当社が生産・販売する「食塩不使用」食品全てのパッケージに付与されます。
また、2022年1月に設立予定である(仮称)無塩食品普及推進協会により、他の食品製造事業者様による「食塩不使用食品」の製造普及活動にも利用されます。

「食塩不使用の食品」認証基準

・ 調理中に食塩を使用していないこと。
・ 食塩不使用であることによる「塩味」の低減を、素材由来の「旨味」「甘味」「香り」「酸味」などで補っていること。
・ 化学調味料が使用されていないこと。
・ 上記を実現するために、原材料及び調理過程に工夫を施し、よりおいしい食品となるよう意図していること。

2022年1月以降、上記を基準として、(仮称)無塩食品普及推進協会のメンバーにより詳細が策定されます。

「食塩不使用の食品」を普及する背景

<塩分過剰の現実 vs 塩分制限の困難さ>
現在の日本では、一日の塩分摂取量目安を男性8.0g未満、女性7.5g未満としています。
しかし、実際の塩分摂取量は男性10.9g、女性9.3g(共に令和元年)となっており、目標には程遠い状況です。

病気予防や闘病の観点から、塩分を減らした食事を志す方は少なくありません。多くの調査研究によって、食事の塩分量を減らすことが、がん・高血圧・糖尿病・心臓病等の予防・治療において効果的であると指摘されています。

しかし、私たちを取り巻く生活環境では、外食や中食(市販のお惣菜)などからの過剰な塩分量を避けることは難しくなっています。

<減塩食を1人分作るのは大変。他の家族と別々の調理が必要なことも>
では、外食等ではなく、「家でご飯をつくる」ことを強く推奨していけば問題は解決するのでしょうか?
確かに家での調理は大切ですが、実際は以下の事情があります。
・ 他の家族が減塩食を好まない場合、1人分だけの減塩食を用意しなくてはならない。
・ 無塩、減塩食品であっても、調理済み加工食品で手軽さや便利さを享受したい。

これらのニーズにお応えするために、株式会社とこわかでは、食塩を控えた加工済み食品を、作る人の手間を無くしてお届けする事業に取り組んでおります。